ショッピング 旨い!北海道
それは、ほんの偶然から始まりました。
十勝・帯広方面への取材予定表をつくるため、自宅の床一面に資料を広げ、訪問先調査をしていた時のことです。
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“北のハイグレード食品 2018”のカタログで、所在地が帯広市の“あいざわ農園合同会社”を見つけ、掲載されていたURLを開き、お問い合わせのページから「見学できますか?」と連絡をしてみました。
問い合わせから数日が経過しましたが、メールでの回答がなく、訪問の日にちも近づいてきたので、今度はカタログに掲載の番号に電話をかけてみました。
『お忙しいかな?迷惑じゃないかな?』と、気にしながら。。。
電話で応対して下さった相澤一郎さんは、
「メール返したんですけど、届いてないですか?」
「いつ来ますか?」
と、とても気さくにご対応してくださり、私が十勝方面取材の最終日に訪問したいと告げると、
「羽田行きの飛行機は、何時の出発ですか?農場(あいざわ農園)は、十勝帯広空港のすぐそばなので、取材の最後に来るといいですよ。」
と親切にアドバイスをして下さり、一気に相澤一郎さんとの距離が縮まったのでした。
そして、いよいよ訪問の日。
早朝、十勝川温泉での熱気球体験から始まった取材最終日。
最後の目的地があいざわ農園合同会社です。
ナビに住所をセットして車を走らせます。「目的地の近くです。」と案内があるものの、んー。見当たらない。。。
通りかかった高台の公園に車を停めて相澤一郎さんに電話しました。
すると即座に「迷っているんですか?迎えに行きます。」と言ってくださり、5分と経たないうちに、砂煙を巻き上げながら1台の車が近づいてきます。
相澤一郎さん、初っ端からスミマセン&ありがとうございました!
公園で「初めまして。」の挨拶をして再び車に乗り込み、相澤一郎さんの運転する車の後ろについて、あいざわ農園に向かいました。
下の写真の左の方が相澤一郎さんです。タオモト(右)との2ショト写真は、最近のウェイクアップ北海道の定番になっています。
背が大きくて、髪型のせいもあるのか、最初はちょっと怖い人?と思ってしまいそうですが、前述のとおり、めちゃくちゃ優しいお人柄です。
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到着後、あいざわ農園の中を案内していただきました。
一度も農薬を使ったことのない山林を購入されて、ご自分たちで抜根、開墾して農地として整備されて、完全無農薬・有機肥料を使ったぶどう栽培を行っています。
ぶどう栽培を始められた理由は、相澤一郎さんのお父様が子どものころに味わった自然の山ぶどうが、宅地などの開発で年々少なくなってしまい、このまま放っておいたら自然の山ぶどうが無くなってしまうのではないかという想いから、不動産業のかたわら、完全無農薬にこだわった「ぶどう栽培」を始めたのが“あいざわ農園”の始まりです。
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十勝の自然の中で育つ山ぶどうと同じ環境に近づけたいと、もともと山林であった敷地の周囲の樹木を敢えて残したのは、あいざわ農園の境界線近くに背の高い木々があることで、隣接する農地からの農薬の侵入を防いでくれるからです。
また、さまざまな樹木があることで、鳥たちの種類や数が増え、ぶどうの害虫が現れると、その天敵が現れるといった具合に、本来の自然が持つ循環が、あいざわ農園では育まれています。
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よく手入れの行き届いた「あいざわ農園」ですが、ようやくぶどう棚周辺の草刈りが終わり、木の根元の除草は、これから手作業で行うとお話しされる相澤一郎さん。
農業のことは何もわからないですが、家に付いている小さな庭の草刈りにすら四苦八苦している私です。この広大な農園を無農薬で維持していくことがどんなに大変かくらいの想像はつきます。本当にご苦労様です。
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下の写真が、あいざわ農園が手間暇かけて製造しているこだわりの「北海道十勝(とかち)山ぶどうジュース」です。
【ふるさと納税】あいざわ農園 山ぶどうジュース【配送不可地域:離島】【1207743】
収穫したぶどうを絞るのではなく、自然に流れ出す果汁を、そのまま瓶詰にして木箱に入れたなんとも贅沢な逸品です。
ぶどうの果実をいただくよりも何倍も濃厚な味わいです。
このジュースの一口が、いったいぶどう何粒を一度に口に放り込んでいるのだろうと考えると、余りにもったいなくて目まいがしそうでした。
正真正銘、100%完全無農薬のぶどう果汁だけを瓶詰にしています。
大切な日の自分へのご褒美や、特別な方への贈り物に最適な、極上の逸品です。
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ここで相澤一郎さんの優しさあふれるエピソードを、もう一つご紹介します。
農薬を使わないため、ぶどうに付く害虫は、一つ一つ手で駆除します。もともと虫嫌いの相澤一郎さんは、ぶどう栽培を始めた当初、害虫を駆除する夢を見てうなされた日もあったそうです。
それが今では、農園を案内していただいているときに、
「ここにカイガラムシが付いてる。」
「早く取ってあげないと、ぶどうの木が痛そうにしてる。」との言葉。
私、心の中で静かに感動してしまいました。
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上の写真が「山ぶどう」の木です。
あいざわ農園の他の栽培種に比べて先に大きく育っています。
ここ数年来、たび重なる天候不順や台風の被害により、ぶどうの収穫量が安定しない厳しい環境が続いています。
しかし相澤一郎さんの、ぶどう栽培への信念は揺らぐことはなく、現在は委託製造しているワイン醸造ですが、今後は、農場の敷地内に自社ワイナリーを建設することにも挑戦しようとしています(2019年9月に、無事完成しました!)。
微力ですが、私達はこれからも、あいざわ農園さんを、相澤一郎さんを応援してまいります!
【ふるさと納税】あいざわ農園 ぶどう塩3個セット【1207742】
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6月3日(日)の夜に十勝空港に到着し、6月6日(水)までの3泊4日。天候に恵まれた十勝の旅も、アッという間に終了です。
昼間は30℃近かった気温も空港に到着した18時前には22℃まで下がり、少し肌寒く感じます。
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19時10分、私が乗った飛行機は十勝帯広空港を出発。広大な十勝の大地がだんだん遠ざかっていきます。
ありきたりですが、おいしい食べ物と豊かな自然、めずらしい温泉、何よりたくさんの人に出会えた実り多い旅でした。
どうもありがとうございました。また、戻ってきます。
(↓私達が3泊4日、取材旅行でお世話になったお薦めの宿はコチラ↓)
天然温泉 白樺の湯 ドーミーイン帯広
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次回は今年の8月下旬、上川(かみかわ)地域の取材で旅する予定です。
お楽しみに!