ショッピング 旨い!北海道
北海道倶知安町。このなんとも可愛らしい響きを持つ町に私が初めて降り立ったのは、2017年8月のことでした。
札幌駅のバスターミナルから午前8時25分のニセコ行きの高速バスに乗り、いざ出発。
![]()
![]()
この日の私の目的地は倶知安十字街。札幌からは小樽・余市を経由するルートで、約2時間半の道のりです。
小樽市内を抜けると夏場のニセコ行きバスは、ほぼ貸し切り状態。夏の日差しを避けて右側と左側の座席を行ったりきたり・・・ちゃんと運転手さんの許可は取って移動しましたよ。
バスルート
![]()
私の訪問依頼に快く応じてくださったのは、北海道倶知安町に入植して100年を迎えようとしている株式会社本間松蔵商店の専務の本間浩規さんです。
初めてお会いするのに、どこか懐かしい笑顔に癒されました。
最初の訪問からほどなくして偶然にも再度、北海道倶知安町を訪れる機会に恵まれました。
これもきっと何かのご縁ですね。
10月中旬の北海道は紅葉のベストシーズン。窓外の景色に見入っているうちにバスはどんどん進みます。
![]()
今回は、北海道庁主催の視察会に参加。貸し切りバスでの移動でしたので、前回素通りしたNHKの朝ドラ「まっさん」の舞台となった北海道余市町にも立ち寄ることができ大満足の旅となりました。
![]()
そして夕刻に到着した北海道倶知安町の本間松蔵商店で私達を迎えてくれたのは、前回お会いした本間浩規さんのお父様であり、代表取締役である本間英夫さんです。
専務と同じかそれ以上の温かなお人柄に感激。
![]()
ご当地キャラクター「じゃが太くん」がパッケージデザインの「くっちゃんのじゃが太くん」をお土産にいただきました。
【ふるさと納税】梅月菓子舗の倶知安銘菓5種詰合せ 【お菓子・スイーツ・詰合せ】
![]()
北海道倶知安町は北海道南西部の後志(しりべし)と呼ばれる地域に属しており、その中心に位置づけられています。
地形は日本百名山の名峰、蝦夷富士と呼ばれる「羊蹄山」を南に、西に「ニセコ連峰」を要する小盆地です。
![]()
日本海側気候に属し、中でも倶知安町は内陸に位置するため冬は北西季節風の影響で、降雪量は平均約12mに達し「特別豪雪地帯」に指定されています。
「くっちゃん」という地名は北海道の多くの地名と同様にアイヌ語に由来します。
「クッ・シャン・イ」=倶知安町を流れる清流尻別川の支流である俱登山川の旧名とのことです。
山と川、豊かな自然に囲まれた倶知安町の比羅夫(ヒラフ)地区には、オーストラリア人を中心に外国人が多く住み、夏はラフティング、冬はスキーに温泉と一年を通してアウトドアスポーツを楽しむことができ、冬のリゾート地からオールシーズン型のリゾート地に生まれ変わっています。
![]()
じゃがいもは南米アンデス山脈が原産で、16世紀にインカ帝国にやってきたスペイン人たちによってヨーロッパに伝えられその後、江戸時代にオランダ船によって長崎に伝えられました。
![]()
生育適温15~24℃と涼しい気候を好むのが特徴です。
寒さにも強く0℃でも生育しますが霜には弱いため、霜にあたると茎や葉が枯れます。
枯れても再生しますが生育の遅れは収穫に影響します。
寒冷な気候に耐えること、痩せている土地でも育つこと、作付け面積当たりの収穫量も多いことから、17世紀に飢饉に直面したヨーロッパ各地では、じゃがいも栽培が広められ、農業には不適とされたアイルランドや東欧・北欧では食文化を変えるほど普及しました。
北海道では明治の開拓期から栽培が進められ、栽培に適した冷涼な気候と広大な土地の相互関係が相まって、他の作物が凶作であっても安定して収穫することができ、備蓄作物として長期間の保存が可能なじゃがいも栽培は飛躍的に増えていきました。
![]()
北海道倶知安町は昼夜の気温の寒暖差が大きい内陸性気候で、北海道の中でもとりわけ豪雪地帯として有名です。
冬に降り積もったパウダースノーは、厳しい寒さと吹きすさぶ風から大地を守り、春の雪解けとともに地中に浸透して土壌を潤します。
羊蹄山麓から流れる清らかな水、雨の少ない冷涼な夏の気候と広大な大地が「倶知安じゃが」のふるさとです。
![]()
北海道産のじゃがいもが、他の地域のじゃがいもに比べて格別においしいといわれる理由は何でしょうか。
冬は厳しい寒さで知られている北海道ですが、夏は気温が30度を超えることもあります。
中でも倶知安じゃがの産地は北海道の内陸部に位置し、特に昼夜の気温差が大きい地域です。
【理由その1】昼夜の気温の差が大きいほどじゃがいもの糖度は高まると言われており、これが倶知安じゃがのおいしさの理由の一つです。
【理由その2】北海道は、夏の日照時間が日本で最も長い地域です。じゃがいもは、日中に光合成によりたくさんの糖分をつくることができます。夜間は、糖分を利用して活動していますが、低温で呼吸による糖分消費を抑えることができるため、“甘み”を蓄えやすい環境にあります。
【理由その3】野菜はとれたてがおいしいというのが一般的ですが、じゃがいもは収穫後にすぐ食べると、しっとり感が無く甘みもそれほど強くありません。倶知安町で秋に収穫されたじゃがいもは、雪室低温貯蔵庫で保管され、順次出荷されます。保管して低温で熟成させることで、じゃがいものでんぷん質が糖分に変わって、じゃがいもに甘みとコクが加わります。
【ふるさと納税】道塚農園のじゃがいも食べ比べセット(男爵&北あかり)約10kg 【野菜・じゃがいも・野菜・イモ】 お届け:2020年9月中旬〜11月下旬迄
![]()
今回、縁あって二度訪れることになった「本間松蔵商店」は、創業から60年を数えるじゃがいもの卸売業者です。
![]()
現在、北海道倶知安町で栽培されているのは、男爵・とうや・きたあかり・きたかむい・さやかの5種類です。
じゃがいもは連作を嫌うため、畑を替え作付け品目を替えながら、栽培を続けています。
収穫されたじゃがいもは1年を通じて安定供給できるように、雪冷房の低温倉庫で保存し選別しながら出荷に取り組んでいます。
選別されたじゃがいものパッキングは一部、地元の障害施設の子供たちが担っています。
![]()
また、Jギャップ認証(※1)を取得し、東京オリンピックでの食材の提供も視野に入れています。(※1:)JGAPは農場管理の基準です。
食の安全、環境保全、労働安全の確保を目的として、厳しく農場管理の基準が定められています。
![]()